マナーとはゲームを円滑に進めるために必要なものです。
基本事項
◎賭けない・(お酒を)飲まない・(煙草を)吸わない、の3原則が鉄則です
◎公民館事務所への挨拶は忘れずに!
入館時:「健康マージャンクラブです、お世話になります」
退館時:「健康マージャンクラブです、ありがとうございました」
◎名札を着用すること
◎挨拶を交わしましょう「よろしくお願いします」「ありがとうございました」
◎人には優しく、自分に厳しく
ルールやマナーに関してご自身の主張が正しくても優しく伝えましょう
対局マナー
1.対局の開始時(終了時)は挨拶を交わしましょう
2.山積みは牌を完全裏返しで親を中心に混ぜ、全ての牌が裏返しの状態で親が積み始めたら子も積み始め
ましょう
3.牌山を全員が前に出し、井桁にしてからサイコロを振りましょう
サイコロは誰の山にも当てず中央に転がし、片付けは親が第一打後に右隅に置きましょう
親は第一打の前に配牌完了、ドラの表示、リンシャン牌の移動を確認しましょう
4.全ての行為は発声を優先し、発声ははっきりと他の3人に聞こえるようにしましょう
5.言動や態度には細心の注意を払いましょう
① ルールやマナーに関して対局中は正しい意見でも直接指摘せず、審判を呼びましょう
② 手牌に関する発言は誤解を招きますので口にせず、局終了後の「解説」も慎みましょう
③ 点棒の支払いは丁寧に、お釣りがある場合は「何点おつり」と声を掛けてあげましょう
④ 立て膝、肘を卓につく、足組などは慎み姿勢良くゲームをしましょう
6.喰い仕掛けの手順は、1.「発声」2.「開示」を守り「取牌」「打牌」の順序は強要しません
7.捨て牌は六枚切りにし、打牌は強打せず、呼称せずに捨てましょう
8.常に手牌は立てておき、アガった人は理牌(見易く並べること)してから倒しましょう
9.流局時にノーテンなら静かに手牌を伏せましょう。他家のアガリ時も静かに伏せましょう
10. 点棒がマイナスになった時は、間違いを減らすため1万点借りるようにしましょう。
11. リーチを掛ける時のために、常に千点棒を残して支払うようにしましょう。
手積み卓マナー
1.洗牌前の準備(前局の終わり方)
① アガリ者の点数申告を確認し、アガリ者以外は手牌を必ず伏せる
流局時はリーチ者、テンパイ者は点棒の授受後に、手牌を裏返す
② 自分の前の牌山が残っている場合は上山を下ろす
③ 自分の捨て牌を一度に一列6枚ずつを裏返してから洗牌する
2.牌が表にならないための混ぜ方
① 親が中心となり全員で表にならないよう心掛けて混ぜる
② 混ぜ方は手の平を上に向け、横から押すように混ぜる
③ 全ての牌が裏返しの状態で親が積み始めたら、子も積み始める

3.牌山の積み方
① 5枚の牌を手前に揃える
② 右手と左手に3枚ずつ牌を掴み5枚の牌の両端につける
③ もう一度②を繰り返し両端につけ17枚にする(上山)
④ 上山の前に同じ枚数で下山をつくる
⑤ 下山を前に出し、上山をのせる
⑥ 牌山を井桁にし(死角を無くす)、前に出す(対面が取りやすい)
4.開門(カイメン)から親の第一打まで
① 親は全員が前に出し井桁の状態で、サイコロを誰の山にも当てず中央に転がす
② 開門場所は子は触れず、親が数え取り始める。
なお親は第一打の前に、1)配牌完了、2)ドラの表示、3)リンシャン牌の移動を確認する
③ サイコロの片付けは親が第一打後に右隅に置く
ゲームの流れ
◎1ゲーム(半荘)は、1番から23番までの流れになっています。
1.場所決め、親決め
●東・南・西・北を出し誰かが裏向きに混ぜ、混ぜた人が最後に掴み、東を引いた人が自分の席を決め
。。。他の人はそれに合わせて座る。
●東がそのまま親で始める。
2.点棒の確認
●各自、ゲームが始まる前に点棒3万点を確認。
3.開始、終了の挨拶
●ゲーム開始時は「よろしくお願いします」、終了時は「ありがとうございました」と挨拶を交わしま
。。。しょう
4.洗牌(シーパイ)
●前局終了時に洗牌しやすいように準備
手牌はアガリ者以外は点数確認後伏せる
捨て牌は1列6枚ずつまとめて伏せる
牌山は崩さず上山を下ろす。
●1局が終わったら、洗牌を親が中心にする。
牌を完全裏返しで親を中心に混ぜ(東や西に限定せず2牌掴みもしない)、全ての牌が裏返しの状態
。。。で親が積み始めたら(親の掛け声不要)子も積み始めましょう。
●山積みは原則、各々17枚2段重ねとする。
5.山切せず、牌山を井桁に組む
●6・5・6のような山切りをせず、取り易く、死角をなくす。
6.サイコロ
●親は、全員が井桁にしてからサイコロを振る
●サイコロは誰の山にも当てず中央に転がし、片付けも親が第一打後に右隅に置く。
7.開門(カイモン・カイメン)
●開門とはサイコロを振って、配牌を取り出す牌山を切り開くこと。行うのは親の作業で、しっかり数え
。。。て取り出す。
8.配牌が完了した時点で1局が始まります。
9.親の第一打
●1.配牌完了 2.ドラ表示 3.リンシャン牌の移動 の3つを確認後に第一打を捨てる
10.6枚切り
●捨て牌は6枚ずつに並べる(3段で、序盤・中盤・終盤)
11.ツモ動作と打牌
●上家の打牌を確認後に手を伸ばす。先ツモをしない。また、牌を叩かない。
●打牌動作に入ったら牌を変えない。
●他に1枚持って打牌をしない。
12.発声
●すべての行為は発声を優先し、正確にロン、ツモ、ポン、チー、カン、リーチと発声
●チーはワンテンポ遅らせて発声する。
●(チュンポン等の)牌の呼称はしない。
13.喰い仕掛けの手順
●1.発声 2.開示 3.取牌 4.打牌
14.カンのさらし方
●暗槓 1.カンと発声 2.開示 3.補充 4.打牌
●加槓 1.カンと発声 2.加える 3.補充 4.打牌
●大明槓 1.カンと発声 2.開示 3.取牌 4.補充 5.打牌
15.リーチに関して
●手順 1.リーチ発声 2.牌を横にして打牌 3.供託点千点棒を河の前に静かに横に置く
(リーチの牌でロンされたら供託点は支払わない、ポン・チー・カンされたら次順の牌を横にして打牌)
●「通ればリーチ」など余計なことは言わない。リーチ後に牌を伏せない。ひきヅモしない。
●リーチ後のツモ牌は手牌に付けない。
●支払いの際は、次局のリーチに備え千点棒を残して支払うよう努める。
16.推牌(トイパイ)
●自山が少なくなってきたら少し前に出して、相手がツモ牌を取りやすいようにしてあげる行為。
但し、角と角を離しすぎない。手のひらを表にするか、一本指で、牌山を崩さないよう配慮しながら、
。。。推牌する。他人の牌山には触れない。
17.アガリ
●アガリの場合やノーテン罰符の授受のときも手牌を公開する時は理牌をしてから公開。ツモアガリの場
。。。合は、ツモ牌を手牌にくっつけず一番右端に開く。また打牌と疑われないように手牌よりも手前に置く
18.点数申告
●(3本5本、ゴットー、ザンキュウ等の)略称で言わない。しっかりと数字 300・500、500・1000、
。。。3900と言う。ツモアガリの点数は、子・親の順で言う(1度、合計5200と言いその後1300・2600と言
。。。う言い方もやめましょう)
19.申告の確認
●点数申告されたら、そのアガリを確認する。正しいアガリ形か・フリテンではないか・点数は合ってい
。。。るかを確認し、合っていると了承した場合は、点棒を払う人は「はい」と返事をして手牌を伏せる。他
。。。の人は自分の手牌を伏せることで了承したことになります。「ロン」と言われた瞬間に手牌を伏せてし
。。。まう方がいますが、よく確認してから伏せましょう。尚、申告が過少申告でも過大申告でも正しい点数
。。。に訂正します。
●申告を3名が了承するまで手牌・捨て牌・牌山を崩さないようにする。
20.点棒の受け渡し
●お釣りがある場合は、お釣りの点数も言って渡す。
●ツモアガリなら払う場所を左、中央、右と置く。
●点数の貸借は分かり易くする(例 3900を振込んだ人が払う点数が無い時6100を貰い1万点借りにする)
21.親の移動
●流局の際親がノーテンならば親流れとしオーラスならばゲーム終了で、供託棒はそのまま。
22.テンパイ・ノーテン
●流局時に、ノーテン者は牌を伏せ、東・南・西・北家の順でテンパイの宣言をし牌を開く。
23.ゲーム終了
●点数を確認・記録して1ゲーム(半荘)が終えます。
●自分の卓が決まった後、1番に戻る。
アガッた人の牌・点数の確認
1.牌の確認
・4面子1雀頭(他に七対子・国士無双)になっているか?
・ロンアガリの場合、フリテンになっていないか?
・1翻以上役があるか、翻数は?
2.符の計算(平和形・七対子・4翻以上は符の計算不要)
・基本+アガリ形(メンゼンロン・鳴きロン・ツモ)は?
・刻子(槓子)の種類と数は?
・雀頭が役牌(三元牌・場風・自風)か?
・待ちの形(単騎・嵌張・辺張)は?
・上記点数の合計を切り上げた符点は?
3.点数早見表で点数確認